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日々のあれこれ、またはご紹介したいものなどを不定期で更新していきます。


2010.7.1 あるけあるけ

7月と8月、
それからまだお知らせをしていない9月と11月と12月、
まちあるきの講座が続きます。
 
小学生のころ、地域のこども会かなにかで
「あるけあるけ運動」というのがありました。
休日にお弁当を持って、とにかく遠くまで歩く行事。
ピクニック、よりはもう少し体育会系だったような。
 
まちあるきの講座は完全に、文化系のためのアウトドアです。
 

 




2010.6.28 6月のこと

6月はたくさんの出来事があった。
お別れも、お祝いも、
仕事の上でのあれこれ(よいこともそうでないことも)も。
けれどもほとんど毎日、笑っていられたことがなによりです。
祖母を天国に見送る日も、
「おばあちゃんが家族や親族を集わせてくれた」と笑顔でいられた。
 
京都時代から、一番長い友だちの、
はらっぱでのウェディングパーティー。
気兼ねない友だちたちとの、数ヶ月に一度恒例の誕生日会。
 
たくさんの場所へでかけたし、たくさんの人に会った。
これからきっと、よいことがあると、思うための日々。
 

 





2010.6 

間違っているとか
おかしいと思うことがあったとき
隙間を埋めようと尽くすより
笑いながら一切を絶ってもいいんだよと
教えてもらったのです。
 





2010.6.14 いつか、からのひろいもの

「朝のアイス」
 
眠れなかった朝にアイス
静かに冷たい
彼が読んでた物語、なぞるように
青い部屋でページめくる
好きな一行たくさんあって
すぐ音にして歌ってた
それから歌になった言葉
鉛筆で囲んで
最後におまけにアイスの歌
歌ってから一緒に眠った
 
明けてしまった夜にアイス
ベッドの上で
猫の寝息だけ聴こえてくるの
不協和音の音楽みたい
今と記憶が重なりあって
どうしていいかわからなくなる
だからアイスクリームの鎮痛剤
冷蔵庫いっぱい
私と彼の気持ちも物語も
もう永遠に音にはならないの
 

*
 
東京に出てきたばかりの頃にデジカメで撮影したはずの写真を探していたところ、
思いがけないものが次々と見つかった。
写真も、テキストも。なくしていたと思っていたものも。
10年分のあしあと。
『詩集と刺繍展』を恵文社で催したときの写真、本当に懐かしい。
よくいろいろ準備したな、考えたな、としみじみ。
少しずつご紹介してみたいなあと思います。
 
「朝のアイス」も、ふと開いてみたテキストデータから現れた言葉。
思い出せるような、出せないような……。
自分でも意味が分からないような、分かるような……。
とってもへんてこな気分です。
 

 




2010.6.1 珈琲不演唱

イラストレーターのナカムラユキさん

デザイナーの横須賀拓さんと
ツイッターが巡ってきて、
6月1日、今日が京都の〈イノダコーヒ〉70回目の誕生日と知る。
 
それで高田渡さんの名曲「珈琲不演唱」を引っぱりだして
一日中、聴いていた。
 
「珈琲不演唱」は「コーヒーブルース」と読み、
堺町三条のイノダコーヒ本店が舞台のラブソング。
「アイスクリーム」「自転車にのって」などとともに、本当によい歌。
 
『京都ロマンチック案内』でも紹介させていただいたのだけれど、
イノダは、映画だと
中平康『才女気質』、吉村公三郎『夜の河』、市川崑『古都』
のロケに使われていたり、
池波正太郎や植草甚一のエッセイにもたびたび登場する。
大学生のとき植草甚一についての卒業論文を書く前に、
大阪からたびたび、足を運んだものでした。
その頃、コーヒーをブラックで飲むことができなかった私は、
あらかじめミルクと砂糖が入ったイノダの味はちょうどよくて、
京都の旦那衆にまぎれひとり喫茶店で過ごす間、
おとなに近づいたようなどこか得意気な気持ちでカップを口に運んだりして。
 
〈イノダコーヒ〉は文字通り、
「コーヒー」でなく「コーヒ」が正式な店名。
みたそのまんま、でありながら、
誰かしら京都案内の途中、とくに編集者さんにそんな事実を伝えると、
「はっ」とされる方がいらっしゃる。
実は私もいつだったか、冷や汗をかいたことがあって、
「ー」たった一文字の存在が大きく胸に刻まれることに。
ちなみに池波先生は〈イノダ〉とだけ表記されていた。
 
高田渡さんの歌のはじまりのように、
「三条へいかなくちゃ」と思うのは、
イノダももちろんだけれど私にはやっぱり、
〈六曜社珈琲店〉があるから。
 
三条へいかなくちゃ。
三条河原町の六曜社っていう珈琲屋へね。
 

http://www.youtube.com/watch?v=d-MVa0HiXEY&;feature=youtube_gdata
 

写真上/イノダコーヒ本店メモリアル館
写真中/六曜社珈琲店看板
写真下/六曜社珈琲店1階を水槽ごしにみたところ。
    数年前まで水槽には魚が泳いでいたけれど
    酸素を送る機械が壊れてからは、魚の泳いでいない水槽に。
    外から見るとまるで、みんなが水槽の中でコーヒーを飲んでいるようで。
 

 




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