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『京都・東京 甘い架け橋〜お菓子で綴る12か月の往復書簡〜』
甲斐みのり 奥野美穂子・著
価格:1,470円(税込)
※予約特典をご用意しております。内容は決定次第、掲載いたします。
2010年1月25日(月)ころ発売予定
―見て楽しい、食べておいしい、季節をめぐるお菓子の文通―
文筆家の甲斐みのりさんと喫茶店六曜社の奥野美穂子さん。
東京と京都、ふたりの往復書簡では甘いお菓子が行ったり来たり。
とっておきを見つけては、手紙を添えておくり合う、
そんなやりとりを12か月分紹介します。
◆種類や地域を問わず、可愛くおいしい、こだわりのお菓子を掲載。
「お取り寄せ」にはない「送り合う」楽しみを提案します。
◆甲斐みのりさんが語る、ふたりの関係やお菓子にまつわるエピソード、そして六曜社のはなし。
京都の喫茶店を語るには欠かせない「六曜社」の奥深くを著者ならではの視点でお伝えします。
―著者・甲斐みのりからのコメント―
京都の喫茶店「六曜社」で
ドーナツをつくるウェイトレスの奥野美穂子さんと私が、
お菓子や手紙を送り合うようになったのは8年ほど前のこと。
京都から東京にでてきたばかりの私が、
美穂子さんに手紙を出したことからはじまった。
「ドーナツ、マッチ、珈琲豆、六曜社のペーパーをつくらせてください」
無茶かもしれないと思いながらも、一生懸命、気持ちを綴った。
そうして届いた、美穂子さんからの嬉しい返事。
包み紙や便箋など、紙が好きな美穂子さんと私が、
思い描く通りのペーパーを形にするため、約半年。
電話もファックスもメールも使うことなく、
ひたすら手紙を交わし合い、色やデザインを練っていった。
そうして理想通りのペーパーができあがったとき。
美穂子さんから、お菓子が届いた。
そのお菓子があまりに愛らしくて嬉しくて、
「ありがとう」という気持ちを伝えるために、
私もまた、東京から京都へ、お菓子を送り出した。
以来続く、美穂子さんと私のお菓子文通。
美穂子さんから、季節や行事ごと届く、
京都の匂いや温度や風景が映し出された雅やかなお菓子と、
美穂子さんや六曜社の柔らかなリズムを奏でる日常が綴られた手紙に、
日々の楽しみを見出すようになって。
私の東京での暮らしも、かわっていった。
愛らしいお菓子、季節の景色、ささやかな出来事に出合うと、
美穂子さんの顔が浮かぶ。
美穂子さんに送ったら喜ぶだろうな、美穂子さんに伝えたいな。
送りたい人、伝えたい人がいることで、
毎日の暮らしでも旅先でも、大きな張り合いができたのだった。
京都暮らしの美穂子さんと、東京暮らしの私の、
12か月のお菓子と手紙の交換記。
美穂子さんの暮らしにはぴったりと、
六曜社という存在が寄り添っているので、
六曜社の気配を感じられる本にもしたいと思いながらつくりました。
美穂子さんのドーナツつくり、
六曜社の歴史や、地下店のマスター・修さんのこと。
ちらちら、ちりばめています。
この本を読んでくださった方が、
誰かにお菓子や手紙を送りたくなるような、
六曜社で珈琲がのみたくなるような、
そんな気持ちになればいいなと思って。
美穂子さんとつくらせていただいた本。
大切な1冊です。
定価=1,470円(税込)
ISBN978-4-473-03629-2 C0077
発行/淡交社
四六判・並製・128ページ

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